2018年はインドにおける通信革命が起きている。

日本を代表する起業家,投資家の方々が同じようなツイートをしていたので、これらを自分なりに解釈してみた。

要するに、
1.世の中は劇的に変わっている
2.学び続けなければいけない
という2点だが、何がどのように変わっていて、何をどのように学ぶのかは人それぞれ異なる。

グローバルスタンダードでの変化とは

1.技術の進化
一番大きな要因は技術の変化なことは間違いない。昨日できなかったことが今日できるようになることは人類の発展に直結する。人間はいまだに脳(知恵)を再現する医療技術はないが、人工知能という脳(知恵)を部分的に再現することはできるようになった。人は物理的に空は飛べないが、ドローンによって代替することができるようになり、実際人間を乗せるドローンも出来ている。

世界で開発されている新しい技術は数年後、起業家と投資家によってビジネスとして世の中に浸透させていく。よって技術を把握していることは重要になる。

2.主要国が変わる
2000年になって約20年がたち欧米中心からアジアが台頭してきている。21世紀はアジアが中心に政治、経済、文化が牽引することは間違いない。そしてその切り替わりとなっている今が最も苛烈な領土取り合い合戦が水面下で行われている気がする。安全保障のない経済発展はありえない。主要国の軍事衝突や物流戦略は非常に興味深く見ている。

個人的には東南アジア、南アジア、アラブ、アフリカをつなぐインド洋のシーレーン。中国、パキスタンとインドの関連ニュース、東アジア情勢は興味を持っているし、変化が直接国家に大きなプラス、マイナスを及ぼすと考えている。

3.文化の変化
シェアリングエコノミーや企業を介さないCtoCでのやりとりはこのたった5年ぐらいで起きたことだと認識しているし、youtubeでの自己発信を発端にInstagram,Musically,中国で大流行したライブストリーミングなど、たった数年で起き一つのカルチャーとして根付き、グローバルスタンダードになっていく。1や2より変化が早く、スケーラビリティを伴うため起業家としては真っ先に注目したい変化である。日本であればこの1年で起きた仮想通貨ブーム、インドだったら昨年度起きたPaytmブームなど、たった一年で今までの常識が変わることすら容易に起きているのだ。

他にも色々あると思うが、やはり世界的に見たらこの3つが重要な”変化”だと認識している。

インドで起きている変化とは

インドでの変化を時系列で言えば、(正確な時期は不明)
・4年前頃に起きたUber,olaの移動革命、Flipkart,Amazonのコマース革命
・3年前頃に起きたStartupIndia革命,Made in India革命(いずれも政府主導)
・2年前頃に起きたGrofers,Zomatoなどのインスタントデリバリー革命
・去年起きたPaytmなどのオンライン決済革命

などがピックアップされると思う。そして今年のトレンドというより、去年から起きていてさっき気づいたのだが通信革命が起きている。簡単に言えば4Gの通信費が1年前に比べて1/3ほどになった。私はインドのNTT的存在であるAirtelのプランだが
・1日1GB
・60日+サービスデー
・通話し放題
・400Rs(700円ぐらい)
というプランに入っている。

インド人に何人かヒアリングしてみたところ、もっと安いプランもある、ボーダフォンは最近爆速になった、Jioの価格破壊がやばいなどの話題で持ちきりだった。これほど通信費が安くなると一般ユーザーの滞在時間は伸びるし、あまり人気のなかったメディア系サイト、動画系サイトなどの滞在時間も長くなるだろうし、通信がずっと必要なソシャゲ関連も注目されていくだろう。東南アジアやインドの人は課金しないと言われていたが、ユーザーが増えればその常識もすぐに変わっていく。地場のソシャゲ会社からDeNA,GreeクラスのメガITスタートアップなども出てくる可能性もあると注目している。

他にはあと2,3年以内に
・健康革命(スポーツは見るものからやるものに変わったり)
・食事革命(週7カレー組が週4カレー、週3コンチネンタルになったり)
・家族革命(核家族や一人暮らしが激増し、それらをサポートするサービス)
などは立て続けに起きていくと予想している。

学ばなければいけないこと

1.3つを比較できる体制、情報を身につける
僕の場合はインド、日本、グローバルスタンダードの3つを常に比較するくせをつけている。理想は中国、インド、グローバルスタンダードの比較だが、中国の知識がなさすぎるため出来てないのは僕のキャリアの一つのミスだと思っている。中国を知らないことは今後ますますデメリットになっていくような気すらしてる。なので常に世界で何が起きているか、特に中国、日本、インドあたりは情報として身につけるように情報収集している。

2.現場の声をビジネス目線で聞く
海外在住日本人は日本人村で過ごす人は半分で、現地人中心の生活をしている人が半分だとしても、現地人と現地をただ体験して仲良くなって終わる人が80%ぐらいだと感じている。友達になるより、ビジネスパートナーとして接することで新しい発見は増えるし、常にヒアリングしたい内容が変わってくる。ただ
「最近、通信費安いね。こっちのプランが安いよね。」
という会話で終わらせないで
「ネット安くなって無制限になったら今まで見なかったけど、見るようになったサイト教えて」
とか、
「日本だとこうゆうゲーム流行ってるけど、インドだとないの?協力プレイとか超面白いよ」
というヒアリング型のコミュニケーションを取らないと学びがない。

3.同じ目線で話せる人を周りに置く
僕の場合はインドで新しい事業を作るという特殊なことをやっているため、インド国内で同じ目線で話せる人が少ない。だから他国の起業家などから学んでいるし、国内で見つけたら嬉しい。

ちょっと飽きてきたからここでおしまい。


2013年からインドで留学、語学、IT関連のサービス/コンサルティングをやってます。インドで大好きなサッカーとビジネスしかしてないので、30歳を手前に人生いっきいきしています。