インドで働く日本人の未来

インドで働く日本人の未来や産業はどうなっていくのかまとめてみた。
私はタイに住んでいたこともあり基本的には将来の見通しはある程度だっているつもりだが、なんとなくの予想なのであまり批判とかしないでね。

駐在員

まず多いのが駐在員。多くが大企業のメーカー、関連産業であり、これは20年ぐらいずっと右肩上がりになるだろう。中国やバンコクが10万人ぐらいいて、今インドには1万人いないぐらいだったかな。5万人ぐらいにはなると思う。

インドの方向性としてもMade in Indiaを掲げ、製造業の誘致に力を入れているのは一目瞭然。日本政府、企業としても数億人の中間層の市場は最後のチャンスと言っても過言ではないほど魅力的な市場である。グルガオンが中心なのは変わらず、今は個人的にアーメダバードに注目してる。

少し変わるかなって思ってるのが任期。トレーニー制度はすごく良い制度だと思ってて、一度体験してずっと住めるかどうかを検討するのは企業側も従業員側もワークしてる気がする。その後は駐在という形で3年とかじゃなくて、最低5年、平均10年という期間で赴任させればより良くなると個人的には思ってる。最近、駐在の任期が伸びてる気がしてるから良い方向に進んでるんじゃないかと個人的には思ってる。

駐在員のキャリアとしては、こっちでマネジメントで意思決定できるポジションについたらもう日本の地方営業所とか戻りたくなりって人はますます増えそう。インドの方が日本より生活の豊かさは高いし、待遇もいいからね。インド責任者、メーカー勤務、滞在5年、インドならどんな仕事でもできますみたいな転職が30代で増えそうだし、俺がインド進出するならそうゆう人絶対引き抜く。

現地採用

現地採用は会社によって作業員か戦力ががはっきりしてるから、駐在員より個人の努力が必要になると思ってる。作業員ポジションの人は一刻も早く抜け出すべきだし、意思決定、思考が必要となる仕事をしたほうが良いのは明確。戦力ポジションの人は、早くマネジメント、意思決定ポジションになって、自分で成果を出し給与交渉をする。

例えばMISAOだったら100万Rsの利益出す事業を作ったり、既存事業を大幅に改善して100万Rs利益作ったら、その担当に50万Rsぐらい給与払ってもなんとも思わないしね。インド市場で柔軟に金儲けができる会社だと柔軟性高く色々なことにチャレンジできるから楽しいと思う。一方でうちはこの業種です、これしかやりません!みたいな会社に入ると仕事内容は限られ、作業員になっていく未来が見える。

現地採用のキャリアとしては
・独立
・競合などにヘッドハンティング/売り込みで駐在化
・外資に転職
・企業内事業で稼ぐ/給与交渉
・副業で稼ぐ

あたりをしていかないと13万Rsの壁(最低保証給与)は超えない気がする。本当に自分の人生を自分で切り開く力や努力、運が必要になってくると思う。

僕はだいたい仲良い人に言ってるのは「インドに5年いれば人材としての価値があがる」ってことなんだけど、だいたいみんな1年か3年で80%ぐらい帰るから、何もしないでどんどんライバルは減っていく。僕は今5年目だけど、僕より長い若手はもういないし、ベテラン組でも知り合いだと5人いない。これは今後よりバリューになっていくからね。

起業家

起業家は2パターンあって、日本人向け/日系企業向けサービスを行う中小企業とインド市場に殴り込むスタートアップだと思うんだけど、後者はかなり難しい。理由としてはインド人スタートアップ関連のライバルが超強力であること。ステークホルダーとの調整、顧客理解への難しさなどが挙げられる。

前者はどの国でもあるけど、日本人向け
・飲食
・住居/ホテル
・人材
・情報誌
・進出系(調査、法律、会計)
は鉄板ビジネスだからこれらはずっと生き残る。タイでもどのアジアにいってもこのあたりは全部残ってて、必要だし役に立つからね。一方で売上の上限は決まってるし、参入障壁も低い分、競合はどんどん出てくるのが特徴。タイとか日本人向け情報誌10個ぐらいあった気がする。

MISAOは主に日本人向けだからそれはおいといて、今自分の興味は難攻不落と言われたインド市場でスタートアップとしてどうやって勝つかなんだよね。頑張ろ。


2013年からインドで留学、語学、IT関連のサービス/コンサルティングをやってます。インドで大好きなサッカーとビジネスしかしてないので、30歳を手前に人生いっきいきしています。